⑤サンタクロース村、サンタクロースエクスプレス乗車(2014/9/17 3日目)
ロヴァニエミ3日目です。
ロヴァニエミ最終日のこの日は、サンタクロース村へ。
実はフィンランドのサンタクロース村へは小さいころから物凄く憧れがありまして、
その名も「サンタクロースと小人たち」サンタクロースの1年間の生活を描いた絵本です。
そのきっかけがこの本!!!
この絵本によると…
サンタさんはフィンランドのコルバトゥントゥリという所に住んでいて、子どもたちから届いたお手紙を読み、クリスマスのためにせっせとおもちゃを作ります。
そしてクリスマス当日はトナカイが引くソリに乗って子供達にプレゼントを届ける、、
これだけ言うと普通の絵本なんですが、おもちゃを作っているシーンや、サンタさんと小人がみんなでご飯を食べているシーンを読んで本当にワクワクしました。
幼稚園の頃にこの本を読んでいたのですが、フィンランドという国がどこにあるかも知らないのに、(というよりフィンランドが国ってこともあまりわかってなかったかも。)
「ふぃんらんどのこるばとんとり」
という所にサンタさんは住んでるのか〜。へぇ〜。
と思って読んでいました。
フィンランドの本屋さんや美術館で色々な国の言葉に翻訳されたものが置いてあったので、どうやらメジャーな絵本のようです。ちょっと嬉しい。
今こんなにフィンランドが好きなのは、この本で憧れを持ったからに違いない…!と思っています。
そして、ついに20年以上のときを経て、フィンランドのサンタさんに会いに行くことが出来ました!
まずはホテルをチェックアウトして、ロヴァニエミの駅にあるコインロッカーにスーツケースを入れました。駅のコインロッカーはかなり大きいので、私の75リットルスーツケースは余裕、友人が持っていた更に一回り大きいスーツケースも余裕ではっていました。(ロッカー代:2ユーロ)
サンタクロース村へはバスに乗っていきます。いくつかサンタクロース村へ行くバスはあるようですが、8番のバス乗り場がオススメとのこと。バスがサンタさん仕様で可愛い!!
サンタクロース村はサンタさんに会えるだけでなく、イッタラのアウトレットと、マリメッコのショップもあります。
マリメッコショップは、店の前に可愛いビーズクッションを置いていました。
治安の良さが窺えます。
そしてついにサンタさんに会いに…。
ディズニーランドやUSJでは、アトラクションの写真を買ったことがない私ですが、サンタさんとの写真は嬉しくてつい購入してしまいました。
フィンランドのサンタさんマジック恐るべし。
どんな感じでサンタさんと会えるのか、気になる方は是非足を運んでみてください。
お土産屋さんの店内にはポストが設置してあり、店内でポストカードも切手も購入できるので、サンタクロース村の消印が押された手紙を送ることができます。
手紙を送りたい人がいる場合は住所は事前に聞いておくと良いと思います。
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エアメールの住所の書き方も慣れていないとあたふたするので、(割とあたふたしました。)以下備忘録も兼ねて。
*住所は逆から。
〒111-1111
○○県××市▲▲町 1-2-3 △△ハイツ 999号室
山田 ぽんた様
なら、
Ponta Yamada
△△haitsu #999 1-2-3 ▲▲-cyo ××-shi ○○-ken
111-1111
JAPAN
(県や市などは「-ken」や「-shi」の表記でOK、部屋番号の前には#)
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お土産屋さんの店内には手紙を書くためのスペースがあり、エアメールを送る人用に宛名の書き方見本が置いてあるので、上記書き方を覚えておいて、あとは見本さえ参考にすれば問題なく送ることができました。
実際に宛先の住所まで送ってくれるのは日本の郵便屋さんなので、「AIR MAIL」であることと宛先が「JAPAN」であることが伝われば日本語(漢字)で書いていても届くみたいですね。エアメールぽさを重視して、私はローマ字にしました。笑
(逆に、日本の郵便屋さんが読みにくかったのでは、という気もします。。どうなんでしょう。)
ただ、ローマ字で書く場合、住所の読み方が分からなくて困ったので地名の読み方は調べておいた方が安全です。笑
ちなみに、普段の郵便と同じように送る用のポスト以外にも、クリスマス時期に届けてくれるポストもあるので、クリスマスにロヴァニエミからエアメールが届くという素敵な演出も可能です!
念願のサンタクロース村を後にし、今日のお宿は…
寝台列車!!
人生初の寝台列車です。
サンタクロースエクスプレスという寝台列車がロヴァニエミとヘルシンキをつないでいます。(所用時間 約12時間)
部屋のタイプは
1階の部屋…洗面台あり
2階の部屋…洗面台あり、シャワーあり、トイレあり
の2種類があり、室内はWiFi完備です。
今回は1階の部屋に泊まりました。2段ベッドだったのですが、ベッドの柄がフクロウで可愛い!さすが北欧…!!
今回泊まった1階の部屋はシャワーとトイレが共有でした。
共有のシャワーは号車ごとに1つ設置されていて(男女共同)漫画喫茶のシャワーのようなイメージです。
2重の扉がついていて、1つめの扉を部屋のカードキーで空けると小さな脱衣所があります。そして、次の扉の先がシャワールームです。こちらも鍵をかけられるようになっていますが、これまたビックリするほど狭い…!シャワーを浴びる分には問題ない広さですが、出入りがすごく大変でした。
乗車後すぐに友人→私の順番でシャワーを浴びたため幸い1番2番で入ることができ、特に抵抗なく入ることができましたが、何人か知らない人が入った後だとちょっと抵抗があったかもしれないな…と正直思います。次回乗ることがあれば2階のシャワートイレ付きの部屋にアップグレードしてもいいなと。
なので抵抗感のある方はシャワートイレ付きの部屋をお勧めします。
何事もなくシャワーを浴びたあとは一瞬で眠りにつきました。ベッドの寝心地はかなりよかったので快眠でした。
そして寝台列車に揺られて12時間弱、次の目的地ヘルシンキへ。
次回はヘルシンキ散策編です。