⑨魔女の宅急便の島、ウィスビーへ! 〜お散歩編〜 (2014/9/19.20)
長らく更新を怠っていました。ウィスビーの情報を求めてこのブログにたどり着いたのに途中で更新止まってるし!とがっかりされた方がおられましたら申し訳ない…。
ということでウィスビー旅行お散歩編です
アーランダ空港(ARN)で乗り継ぎ、ウィスビーへ。
イーチケットと、オンラインチェックインて本当便利ですね(*´`*)
ウィスビー行きの飛行機は小型機でした。
ウィスビーの空港に着くと、スカンジナビア航空とどちらのチケットを買うか、ギリギリまで迷ったゴッドランズフライグ(マルモアビエーションと共同運行)が!
スカイスキャナーでロゴマークを見すぎたせいか、謎の親近感すら感じます。
空港に降り立ってからとりあえず流れに乗って出口へ。
飛行機の場合は市街地までバスかタクシーで行く必要があります。
(フェーリの場合は中心街に船着き場があるので、城壁内のホテルに宿泊する場合は結構楽そう!)
オフシーズンはバスがないので、タクシー1択。
しかも、空港で降り立った人たちが一斉にタクシーを待ってるもんだから結構並んでます。
今回は運良く前の人と相乗りすることができました。
市街地までは10分ほどの距離でしたが、タクシー代が150SEKほど。
1SEK=15円〜18円なので…高!
これが噂に聞いたスウェーデンの物価の高さ…。
市街地のホテルであれば、城壁の所で降ろしてもらっても歩けなくはないですが、坂道と石畳のオンパレードなので大きいスーツケースをころころして移動するのはかなり大変そう。
なのでホテル前にタクシーを付けてもらうのが無難そうです。
ちなみに今回のお宿は「ストランドポルテン」!
海外のホテルは大抵部屋単位で値段が設定してあるので、女子の2人旅はセミダブル、という選択肢があるので割とお安く泊まれます。
デザイナーズホテル、というと高そうな感じですが、スウェーデンの物価を持ってしても、900SEK(1人あたり450SEK)だいたい8000円弱。
東京のビジネスホテルくらいですね。
泊まった部屋は最上階で、空が見える窓もついており、さすがデザイナーズホテル!
と思ったのですが、一つだけ試練が。
ラスト1フロアはエレベーターがなく、螺旋階段…。
まさかがっつりヨーロッパ旅行サイズのスーツケースを持って螺旋階段上がることになるとは…。
スーツケースと一緒に階段から落ちそうになりながら、なんとか部屋に到着。
もし可能ならスーツケースは何処かに預けて1泊用のコンパクトな荷物でウィスビーに向かいたかった…。。
空港とかに1日預けることって可能なんでしょうか。今後は方法を検討しようと思います。
部屋は、やたらと豪華でした。
右に見える窓の上にも空が見える窓が付いています。
そして壁には巨大な…花?フラミンゴの羽?
とりあえずオシャレ。
そして、このホテル、
朝ご飯が素敵!!!!!!!!!!!!!!!!!
これまでの旅先ランチビュッフェ、堂々のナンバー1 !!!!!
センスよくコンパクトに並べられていながら味もおいしい!
この感動を是非味わってもらいたいです。
素敵過ぎました。
そして朝食を終えてお散歩へ。
最初は霧でどんよりしていたのですが、
だんだん晴れてきて、
もじゃもじゃのお家があったり、
魔女の宅急便!!!な風景だったり、
城壁の周りを散策しているときに、クモの巣が朝露でネックレスみたいになっていたり、
フェリーの発着場所で黄昏れてみたり、
廃教会をめぐってみたり、
それはもう優雅なお散歩でした。
オフシーズンだったため、地図に載っていた城壁の周りをぐるりとまわる汽車?は運休の様子。(フェリーの乗り場付近に、汽車の乗り場もあるようです。)
なのでバカンスシーズンに行かれる方はもっと色々と観光が楽しめるかもしれないです!
使用感満載の地図も一応…何かの役に立てば…。
今回は夕方ウィスビーに到着し、一泊して翌日お昼の飛行機でストックホルムに戻るという弾丸ウィスビー旅行でしたが、廃教会も一通り回れたし、城壁の周りもお散歩できたし、お花がたくさん咲いている公園の用なところも散策できて大満足。
次回はバカンスシーズンに行ってみたいです。出来れば2泊くらいで。
ウィスビーさらば!
ストックホルムに戻ったら、そのままストックホルム観光だ!(弾丸)
9/20_ストックホルム散策編、9/21_日本へ帰国編へと続く。
⑧魔女の宅急便の島、ウィスビーへ!〜準備編〜(2014/9/19 5日目)
フィンランド・スウェーデン旅行、5日目は、念願のウィスビー(ヴィスビュー)へ行ってきました!
ウィスビーのあるゴッドランド島は、魔女の宅急便のモデルとなった島と言われています。
今回、ウィスビーに行くにあたってこれだけは忘れちゃいかん!と思ったのが、
「iPodに、魔女の宅急便のサウンドトラックを入れていく」こと。
ホテルの部屋では、サントラかけっぱなしでした。
ウィスビーはプランに入っていなかったため、ホテルやら飛行機やらを自分たちで手配しました。
これまでツアーでしか旅行したことがない上に、今回もホテル+航空券のパッケージ旅行で、ロヴァニエミ2泊、寝台列車1泊、ヘルシンキ1泊、ストックホルム2泊のホテルおよび移動の航空券。
元々はストックホルムでの1日フリーの日を利用して、日帰りでウィスビーに行こうと思っていたのですが、
いかんせん
移動手段が少ない(´ー`)
移動手段が少ない(´ー`)
移動手段が少ない(´ー`)
行ってみたいけど情報が少ないなーと思っている方に、少しでも情報提供できれば、と思います。
ストックホルムからウィスビーへ行くには、飛行機とフェリー2つの選択肢があります。時間のなさを考慮して、飛行機を選択。
参考までに両方の特徴を挙げると、
【飛行機】
*早い
*ウィスビーの空港から市街地まで少し距離があるため、バスorタクシーで移動しなければならない
*オフシーズンは便数が少ない
【フェリー】
*移動に時間がかかる(朝がとても早い)
*飛行機より安い
*道中も楽しい
*ウィスビーの街中にフェリーが着くので、徒歩で移動可能
…飛行機はオフシーズン数が少ないみたいです。(ごめんなさい、フェリーはわかりません…。)
ウィスビー(ゴッドランド島)はリゾート地らしく8月までは、それなりに数があったようですが今回行った9月は既にオフシーズン。
あまりの本数のなさに日帰りで往復することは不可能、と判断し 一泊旅行に変更。
ということで、ストックホルムの一泊をキャンセルしてもらいました。(パッケージ旅行にはめずらしく、離断届けを出して5000円キャッシュバックしていただきました!ありがたすぎる!)
と言うことで、アプリ「スカイスキャナー」で航空券を検索
ストックホルムからウィスビー行きの便がある航空会社は…
②マルモ・アビエーション(MALMÖAVIATION)
③ゴッドランズフライグ(gotlandsfylg)
④スベリージフライング(sverigeflyg)
②③④は聞いたことがない。
ゴッドランズフライグは名前的にゴッドランド島へ行く用の航空会社…
マルモ…マルモ…?
ネットで調べてもほとんど情報が得られず戸惑ったので、とりあえず1ヶ月ほどスカイスキャナーで値段の推移を確認することに。
と、ここで気がついたのですが、②マルモ・アビエーション(MALMÖAVIATION)、③ゴッドランズフライグ(gotlandsfylg)、④スベリージフライング(sverigeflyg)は発着時間が同じ。どうやら、共同運行(コードシェア?)しているらしいです。③と④に関してはロゴの字体が同じだったので何らかの関係がありそうです。ちなみに、航空券の値段の推移はそれぞれ異なりました。
私が見ていた期間だけの話ですが、日が近づくにつれ値段が上がり最終的には最初に見た値段の3倍弱になっていました。航空券の値段は空席の数で相場が決まみたいですね。
これだけ便数が少ない上に共同運行してるなら、日が近づくにつれて空席数は少なくなるのは当然だなぁ…と思っていたら、最初一番高かったスカンジナビア航空の方が安くなっていました。
ちなみに空港も異なります
*ストックホルムアーランダ空港(ARN)
②マルモ・アビエーション(MALMÖAVIATION)、③ゴッドランズフライグ(gotlandsfylg)、④スベリージフライング(sverigeflyg)
*ストックホルムブロンマ空港(BMA)
↑ ???
「ブロンマ空港」もガイドブック等で見かけたことがなく完全に初登場キャラ。
調べたところ、アーランダ空港よりブロンマ空港の方がストックホルム中心街から近いみたいです。成田と羽田みたいな感じなんでしょうか。
ウィスビーへかかる時間も、
アーランダ:50分
ブロンマ :35分
と、実はブロンマの方が近いです。
ブロンマ空港への交通手段は中心街のバス乗り場から出ているバス。
ただ、国際線のメイン空港はストックホルムアーランダ空港(ARN)のようなので、他からの乗り継ぎでウィスビーに渡る場合は、発着空港のご確認をお忘れなく!
ホテルはブッキングドットコムで検索。今回はデザイナーズホテル、という響きと立地の良さに惹かれ「ストランドポルテン」に決定。
海外のホテルは一部屋単位で値段が決まっているため、女子の2人度ではセミダブルの部屋に2人泊まればかなりお安い!今回は1人8000円弱で素敵なお部屋に泊まることが出来ました。そして、朝ご飯のビュッフェが私史上1番!!!!!!!
ストランドポルテンの素敵さについての詳細は次回、ウィスビーお散歩編で書きます。ではでは。
⑦ヘルシンキぶらり(後編)〜未知との遭遇〜(2014/9/18 4日目)
ヘルシンキ編、後編です。
ヘルシンキへ着いた一行(しつこいようですが、2人です)ヘルシンキの観光地をぶらぶらしていると、衝撃の光景が目に。
スオメリンナ行きの船が出港する海辺、マーケット広場(カウッパトリ)の近くで見たものは。
なんだこのオブジェは。
前行ったときはこんなやついなかった。。。
ということで近づいてみると、
ん?これは…
…奇行種かな?
誰がなんと言おうと奇行種!
進撃の◯人コラボでもしたんでしょうか。
調べてみたんですが、8.5mくらいあること、期間限定だったこと(今ヘルシンキに行ってもいないみたです。)しか分かりませんでしたがインパクトは絶大。もはやインパクトを通り越して恐怖。
ヘルシンキ大聖堂も、ウペンスキー寺院も、なんならロヴァニエミで見たオーロラの思い出も一瞬ふっ飛びそうになりました。
恐るべし奇行種。
さっきから、何いってるか全然わからなくてつまらなかったという
と思われたそこのあなたは、ぜひ漫画「進撃の巨人」ご一読を。
巨人がむしゃむしゃ人を食べます。
訓練した強い人々が、巨人に立ち向かいます。
なんかめちゃめちゃグロテスクな感じだけど巨人て一体何者なの。
その秘密が徐々に明らかに…!
みたいなお話です。おもしろいよ
完全に明後日の方向に話がいってしまいましたが、話を元に戻します。
しょんべん巨人に別れを告げ、ヘルシンキぶらり再開。
次の目的地はウルスラカフェ。
みんながデッキチェアに座ってバカンスをしているあのカフェ。
気候がいいときは、テラス席がオシャレ…ですが、とにかくかもめ…ではなくスズメが多い。テラス席に残されたケーキやパンの残りを常に狙っています。
タイミングを狙って大群で襲撃に来る様子はまさに地獄絵図
今回は、見物側だったので面白かったですが、前回訪れた際はまさかの食事中に襲撃されました。最初はスズメたちがタイミングを伺っていたので適当に追い払っていたのですが、ちょっと気を抜いた瞬間にやられました。
「海外で日本人はスリにあいやすい」とはよく聞きますが、スズメにまで日本人ちょろいと思われるとは…もっと機を引き締めて生きていきていかねば、と思った次第です。
ウルスラのテラス席に座られる方は、臨戦態勢でご着席ください。
あ、カフェのご飯はとてもおいしいです。間違っても営業妨害ではありませんのであしからず。
「かもめ食堂」はオールヘルシンキロケの映画で、主人公のサチエ(小林聡美さん)がヘルシンキで開く食堂「かもめ食堂」を舞台に、日本オタクのヘルシンキ青年や、旦那さんに失踪された奥様など、現地のお客さんと繰り広げるほのぼの物語です。
とにかく出てくる料理がおいしそう。
料理の監修は、パスコのCMや、めがね、深夜食堂なども手がけた飯島奈美さん。
かもめ食堂では、フィンランドでおなじみのシナモンロールをはじめ、おにぎりやトンカツなど、今にも匂いがしてきそうな料理がずらり。
なんでこんなにおいしそうなんでしょうか。
レシピ本まででてます。見てるだけで幸せな気分になります。
このレシピ本をよみながらかもめ食堂の映画を見たとっても完全に料理上手な気分になれます。(注:気分)
小林聡美さんが、片桐はいりさんにガッチャマンの唄を教えてもらったカフェ(アカデミア書店)、みんながお買い物に行くマーケット広場、そして、物語の舞台「かもめ食堂」(中は別のご飯屋さんになっていますが、外見が映画そのものです。シナモンロールもおいしかった…!)など、オールヘルシンキロケなだけあって、見所が満載。
しかも、ヘルシンキは魅力的な見どころがコンパクトに詰まっているので、徒歩とトラムを駆使すれば1日でかなりのポイントを回ることができます!
1日でマリメッコアウトレット、市街観光、かもめ食堂ロケ地巡りなどを満喫し、晩ご飯は地元の「Sea Horse」でおいしいサーモンスープを堪能。日本語メニューがあるので、英語は自信が…という方も安心です。
「シーホース ヘルシンキ」で検索!
次の日はついに魔女の宅急便の島、ウィスビー(ゴッドランド島)へ!
完全に自力での移動であったため、ウィスビーへ向かう移動手段を調べるところから始まった旅行中のプチ旅行。
一体どんなところなんでしょうか。わくわく。
次回、
「魔女の宅急便の島、ウィスビーへ!」
に続く。
⑥ヘルシンキぶらり(前編)〜マリメッコアウトレット〜(2014/9/18 4日目)
〜前回までのあらすじと今回のざっくりまとめ
3日間のロヴァニエミ滞在を経て、ヘルシンキへ向かう一行(※2人です)
寝台列車に揺られること12時間。
ついに第二の目的地、ヘルシンキに到着。
この時はまだ知らなかった。
このあと、日本から遠く離れたフィンランドであんなものに遭遇するとは。
書いてたら長くなったので、前編後編でお届けします。
(※後編書こうとしたら、意外と書くことがなかったので前編の内容を一部後編へ移植しました。)
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ヘルシンキ編、と言っておきながらいきなり話の腰を折るようで恐縮ですが、今回乗った寝台列車、途中でタンペレにも停車するみたいです。
タンペレはフィンランド第二の都市で、ムーミン谷博物館があります。筆者のトーベヤンソンが寄贈した作品がたくさん展示されているので、ムーミン好きの方は結構楽しめると思います。
また、博物館の上にある図書館も圧巻です。これが図書館…?と目を疑う素敵な内装なので、併せてぜひ!
見た感想は…そりゃあ学力テスト、上位になるわ…と思った瞬間でした。
また、バスやタクシーに乗って少し足をのばせばプーニッキ展望台という、タンペレの絶景が見られる塔があります。見渡す限り一面の森と湖!!!!!!
展望台の一階にはカフェがあり、現地の方が世界一美味しい!というドーナツが食べられます。カルダモン入りでとにかくおいしかったです。
フィンランド行きたいけヘルシンキだけだと物足りない…!ロヴァニエミやサーリセルカまで行くにはちょっと時間がない、という方はタンペレに!
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…冒頭から完全に話がそれましたが、
ヘルシンキに到着。
今日のお宿はソコスヴァークナ
ソコスという百貨店の系列ホテルで、中でもソコスヴァークナはヘルシンキ中央駅目の前、ソコス百貨店と直結という好立地!大きなスーツケースを引いている身としてはありがたい限りです。
チェックイン時間前だったので、荷物だけ預けて1つ目の目的地に!
「マリメッコアウトレット」!!!!!
マリメッコは可愛いけど高い…と思っている皆様に伝えて回りたい…。
フィンランドに行けば、マリメッコのアウトレットという夢のようなショップがあるのです。(※交通費は度外視)
しかも2年ほど前から、社員食堂(マリメッコアウトレットは、マリメッコの本社と併設なので、社員食堂があるんです。)が一般のお客さんにも解放されたという朗報も!
2014年9月時点の情報では、
営業日* 月〜金(土日定休)
ランチ* 10:30〜13:00
軽食* 13:00〜15:00
とのことですので、行きたい方はお昼時を狙ってください。
ランチはバイキング形式で10€。食後のコーヒーまで飲める上に、食器や紙ナプキンが全てマリメッコ製品!
ソファーに置いてあるクッションもマリメッコ。マリメッコ好きにはたまらん空間です。
アウトレットというと郊外にありそうな気がしますが、割と近いです。ヘルシンキ中央駅からメトロ(地下鉄)で6駅のHerttoniemiという駅で降ります。所要時間は10分ほど。
アナウンスで「ヘルットニエミ〜」と言ってくれるので、そこで降りましょう。ヘルシンキの地下鉄は路線図がかなり見やすいので安心です。
マリメッコアウトレットは、とりあえずハギレが安い。
そのお値段…
ドゥルルルルルルルル
(ドラムロール)
デデンッ☆
0.39€/グラム
(※2014年9月時点)
安っ…
アウトレットなのでマイナーな柄だけかと思いきや、普通にウニッコ柄のハギレもあります。
大きなワゴンにハギレがごろごろしているので掘り出し物を探すのが楽しい!
その他にも、子供服、大人用の服、バッグ、がま口、小物、食器など品揃えはかなり豊富でした。
ちなみに、マリメッコアウトレットへのツアーというものもあるらしいので、個人で旅行される方は、団体様がお目見えする前に目当ての商品をゲットしに行った方がいいかも。マリメッコアウトレットも、ヘルシンキのアウトレットも日本人がかなり多いです。(もちろん私もそのうちの1人)
なんなら、ヘルシンキのアウトレットは、日本人のスタッフさんがおられた上に、JCBが使えるという驚き。
お買い物を終えた後は、先ほど少し触れたマリメッコの社員食堂(maritori)へ!社員さんも普通にお食事していました。
バイキングなので、好きなだけ盛りつけられて、食器も紙ナプキンも全てマリメッコ。
これにコーヒまで飲めて10€とは…にわかに信じがたい光景です。
そして味もおいしい。
1つ目の目的を達成し、ヘルシンキ中央駅に戻った頃ちょうどチェックインの時間になっていたので、休憩がてらお部屋へ。
前の記憶では、窓からヘルシンキの街が一望できたはず!!!と思っていたら
窓から見えた景色は…
うわぁ
うっかりカーテン開けて着替えてたら大変なことになりそうです。危ない。
窓からの光景はなかなかスリリングかでしたが、お部屋の中はさすが4星ホテル。
バスタブもあり、快適でした。あとは湯沸かしポットがあれば満点。
荷物を置いた後は、ぶらぶらヘルシンキ散策。
その① ヘルシンキ大聖堂
建物の白と、屋根の青、空の青のコントラストが素敵!
その② ウスペンスキー大聖堂
これまたいい色
その③ ……
!?(一同衝撃)
後編へ続きます。
⑤サンタクロース村、サンタクロースエクスプレス乗車(2014/9/17 3日目)
ロヴァニエミ3日目です。
ロヴァニエミ最終日のこの日は、サンタクロース村へ。
実はフィンランドのサンタクロース村へは小さいころから物凄く憧れがありまして、
その名も「サンタクロースと小人たち」サンタクロースの1年間の生活を描いた絵本です。
そのきっかけがこの本!!!
この絵本によると…
サンタさんはフィンランドのコルバトゥントゥリという所に住んでいて、子どもたちから届いたお手紙を読み、クリスマスのためにせっせとおもちゃを作ります。
そしてクリスマス当日はトナカイが引くソリに乗って子供達にプレゼントを届ける、、
これだけ言うと普通の絵本なんですが、おもちゃを作っているシーンや、サンタさんと小人がみんなでご飯を食べているシーンを読んで本当にワクワクしました。
幼稚園の頃にこの本を読んでいたのですが、フィンランドという国がどこにあるかも知らないのに、(というよりフィンランドが国ってこともあまりわかってなかったかも。)
「ふぃんらんどのこるばとんとり」
という所にサンタさんは住んでるのか〜。へぇ〜。
と思って読んでいました。
フィンランドの本屋さんや美術館で色々な国の言葉に翻訳されたものが置いてあったので、どうやらメジャーな絵本のようです。ちょっと嬉しい。
今こんなにフィンランドが好きなのは、この本で憧れを持ったからに違いない…!と思っています。
そして、ついに20年以上のときを経て、フィンランドのサンタさんに会いに行くことが出来ました!
まずはホテルをチェックアウトして、ロヴァニエミの駅にあるコインロッカーにスーツケースを入れました。駅のコインロッカーはかなり大きいので、私の75リットルスーツケースは余裕、友人が持っていた更に一回り大きいスーツケースも余裕ではっていました。(ロッカー代:2ユーロ)
サンタクロース村へはバスに乗っていきます。いくつかサンタクロース村へ行くバスはあるようですが、8番のバス乗り場がオススメとのこと。バスがサンタさん仕様で可愛い!!
サンタクロース村はサンタさんに会えるだけでなく、イッタラのアウトレットと、マリメッコのショップもあります。
マリメッコショップは、店の前に可愛いビーズクッションを置いていました。
治安の良さが窺えます。
そしてついにサンタさんに会いに…。
ディズニーランドやUSJでは、アトラクションの写真を買ったことがない私ですが、サンタさんとの写真は嬉しくてつい購入してしまいました。
フィンランドのサンタさんマジック恐るべし。
どんな感じでサンタさんと会えるのか、気になる方は是非足を運んでみてください。
お土産屋さんの店内にはポストが設置してあり、店内でポストカードも切手も購入できるので、サンタクロース村の消印が押された手紙を送ることができます。
手紙を送りたい人がいる場合は住所は事前に聞いておくと良いと思います。
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エアメールの住所の書き方も慣れていないとあたふたするので、(割とあたふたしました。)以下備忘録も兼ねて。
*住所は逆から。
〒111-1111
○○県××市▲▲町 1-2-3 △△ハイツ 999号室
山田 ぽんた様
なら、
Ponta Yamada
△△haitsu #999 1-2-3 ▲▲-cyo ××-shi ○○-ken
111-1111
JAPAN
(県や市などは「-ken」や「-shi」の表記でOK、部屋番号の前には#)
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お土産屋さんの店内には手紙を書くためのスペースがあり、エアメールを送る人用に宛名の書き方見本が置いてあるので、上記書き方を覚えておいて、あとは見本さえ参考にすれば問題なく送ることができました。
実際に宛先の住所まで送ってくれるのは日本の郵便屋さんなので、「AIR MAIL」であることと宛先が「JAPAN」であることが伝われば日本語(漢字)で書いていても届くみたいですね。エアメールぽさを重視して、私はローマ字にしました。笑
(逆に、日本の郵便屋さんが読みにくかったのでは、という気もします。。どうなんでしょう。)
ただ、ローマ字で書く場合、住所の読み方が分からなくて困ったので地名の読み方は調べておいた方が安全です。笑
ちなみに、普段の郵便と同じように送る用のポスト以外にも、クリスマス時期に届けてくれるポストもあるので、クリスマスにロヴァニエミからエアメールが届くという素敵な演出も可能です!
念願のサンタクロース村を後にし、今日のお宿は…
寝台列車!!
人生初の寝台列車です。
サンタクロースエクスプレスという寝台列車がロヴァニエミとヘルシンキをつないでいます。(所用時間 約12時間)
部屋のタイプは
1階の部屋…洗面台あり
2階の部屋…洗面台あり、シャワーあり、トイレあり
の2種類があり、室内はWiFi完備です。
今回は1階の部屋に泊まりました。2段ベッドだったのですが、ベッドの柄がフクロウで可愛い!さすが北欧…!!
今回泊まった1階の部屋はシャワーとトイレが共有でした。
共有のシャワーは号車ごとに1つ設置されていて(男女共同)漫画喫茶のシャワーのようなイメージです。
2重の扉がついていて、1つめの扉を部屋のカードキーで空けると小さな脱衣所があります。そして、次の扉の先がシャワールームです。こちらも鍵をかけられるようになっていますが、これまたビックリするほど狭い…!シャワーを浴びる分には問題ない広さですが、出入りがすごく大変でした。
乗車後すぐに友人→私の順番でシャワーを浴びたため幸い1番2番で入ることができ、特に抵抗なく入ることができましたが、何人か知らない人が入った後だとちょっと抵抗があったかもしれないな…と正直思います。次回乗ることがあれば2階のシャワートイレ付きの部屋にアップグレードしてもいいなと。
なので抵抗感のある方はシャワートイレ付きの部屋をお勧めします。
何事もなくシャワーを浴びたあとは一瞬で眠りにつきました。ベッドの寝心地はかなりよかったので快眠でした。
そして寝台列車に揺られて12時間弱、次の目的地ヘルシンキへ。
次回はヘルシンキ散策編です。
④ロヴァニエミ散策(2014/9/16*2日目)ラヌア動物園、オーロラ観測
ロヴァニエミ滞在2日目です。
朝ご飯の前に、お散歩がてら屋上へ。
日本のマチュピチュ武田城もびっくりな雲海が広がっていました。
朝ご飯はビュッフェ形式。
ライ麦パン(右のお皿)や、ピーラッカ(左のお皿にあるひらひらしたパイ)など、朝からフィンランドの食事を堪能!
ピーラッカは日本ではあまり見かけないんですが、パイ生地でミルク粥(マッシュポテトの場合も)を包んでいて素朴で美味しい!!
(日本ではなかなか売ってるのを見かけないので、今度記憶を頼りに作ってみようかな…と思っています。)
オーロラ観測まではたっぷり時間があるので日中はロヴァニエミ観光へ。
本日のお目当てはラヌア動物園(Ranua Zoo)
ラヌア動物園は市街地から少し離れているので、長距離バスに乗ります。
ロヴァニエミの駅の近くにある、煙突の建物で長距離バスの切符を購入し、片道1時間程度で動物園に到着。
動物園の前が停留所なので迷わずたどり着くことができました。
帰りはのバスは道路を渡って反対側のバス停に止まります。あまり本数がなく、しかも終バスが早いので気をつけてください!
動物園は、広大な自然の中に仕切りだけ作って動物がいる…という感じで、
日本では考えられないくらい広い!
(しかし広過ぎて動物が見つからない…。)
奥の方で寝ているホッキョクグマ、
探しても探しても見つからないオオカミ、
(見つからなかったため写真なし)
活動的に動いていたトナカイ
などなど
平日だからかお客さんはまばらで、のんびりと見ることができました。
日本語のマップもあるので、動物の名前も分かってよかったです。
ちなみに、、1番インパクト強かったのはまさかのイノシシ。
怖過ぎて写真撮る間も無く退散してしまいましたが、広く岩だらけの敷地に佇む姿は、もののけ姫の乙事主様そのもの。
マップには「野生のイノシシ」って書いてあったんですが、どういう意味だったのかはわからずじまい。囲いがあるとはいえ、野生感は満載でした。
そんなこんなしているうちに閉園時間となったため帰りのバスに乗り込み、ホテルに戻ってからはオーロラ観測の準備。
実は、、オーロラは肉眼でほとんど色が見えません。
白いモヤモヤで、雲かと思ったら後ろにある星が透けているのでオーロラだとわかる程度でした。写真を通して初めてオーロラの緑がはっきり見えたので、カメラはぜひ持って行った方がいいと思います。
あとは三脚。
暗い場所での撮影は、光をたくさん取り込まないといけないのでシャッターが切れるまで時間がかかります。手で持っているとどうしても手ぶれでぼけてしまうので、荷物になりますが三脚は必須だと思います。
ちなみに「夜景モード」など、暗いところで撮れる設定があるカメラならデジカメでも大丈夫とのことなので、一眼レフを持っていない方もご安心ください。
ただ、オーロラが出た時にあたふたしないよう、旅行に行く前に一度夜空を撮ってみることをおすすめします。
私が撮った設定は、
*カメラ:OLYMPUS PEN E-PL2
*ホワイトバランス:オート
*絞り:F2.8
*シャッタースピード:10"(10秒)
*ISO:1000(or 500)
をベースに、シャッタースピードやISOをちょこちょこいじりながら撮影していました。といっても、カメラの設定は全くわかっていないため、最初に設定するところは完全に友人頼みでした。感謝!
セルフタイマーの連写機能があれば、一度シャッターを押すだけで一定間隔で写真を撮ってくれるので便利な上に、オーロラのがゆらゆら動いている様子が撮影できるのでお手持ちのカメラに上記機能が付いているか、事前に要チェックです!
前置きが長くなりましたが、前日に引き続きホテルの屋上でオーロラ観測。
最初は快晴だったのに、だんだん上空の方に雲がでて来て嫌な感じだなぁ…と思っていたら…、、前方にうっすら緑の白いむにむにしたものが。
これはもしや…というドキドキと、早く写真越しに確認したい気持ちで
シャッターを押す手がちょっと震えました。
撮った写真を見ると…
オーロラが!!!!!
頭上を覆うようなカーテンではなかったにせよ、夢にまで見たオーロラを観ることができました!
あれ?これはもしやオーロラ…?って瞬間の嬉しいドキドキったら。
好きなアーティストにたまたま出会って握手してもらった!みたいな。(想像ですが
もし今後、これより大きなオーロラに遭遇しても、今回味わったワクワク感には適わないだろうな、と思っています。
ひとしきりオーロラが動く様子を見ることができ満足したので、いったん部屋に戻りティータイム(←ここが重要。繰り返しになりますが、スカイオウナスヴァーラホテルを選んで本当に正解でした!)
その後もう一度屋上に戻りましたが、最初のオーロラを越える大物が出る気配がなかったため潔く退散。(確か25時前くらい)
オーロラを見られた満足感もあり心地よい眠りにつき、ロヴァニエミ2日目が終了。
ロヴァニエミ最終日はサンタさんに会いに行きます。
昔大好きだった絵本の世界がそこに…!
次回「⑤ロヴァニエミ散策(3日目)サンタさんに会いに!」
③ロヴァニエミ散策(2014/9/15*1日目)
フィンランド・スウェーデン旅行 ロヴァニエミ編(1日目)です。
ロヴァニエミの空港に到着し、空港バスで今回のお宿「スカイオウナスヴァーラホテル(スカイホテル)」に到着しました。
このホテルは屋上を解放していて、宿泊をしていない人もオーロラを見に来られる、というオーロラスポットなのです!
(ただ、丘の上にあり中心街までは徒歩で1時間弱、タクシーで15分程かかるので夜中にオーロラだけ見に来るのは大変かも…)
お部屋は広々としていて、ベッドもふかふかでとても素敵でした!
湯沸かし器があったのも有り難い。
また、お部屋が空いている場合は追加料金でバスタブあり、サウナあり(!)の部屋にアップグレードすることができるようです。
共同サウナが20時ごろまで利用できるとのことだったので、今回はアップグレードを見送りましたが、もっと寒い時期であれば、間違いなくアップグレードしていました。
日没後は待ちに待ったオーロラ観測。
屋上でオーロラを待ち、寒くなったら部屋に戻ってコーヒーを飲んだりカップラーメンを食べたり(カップヌ○ドル持参!)と、無理をせずオーロラを待つことができました。 ↑屋上はこんな感じで、椅子もいくつか置いてありました。
とはいえ、椅子も長時間座っているとおしりが冷えてきたので、何か敷くものがあればより快適です。
また、オーロラが出現したら部屋に連絡をくれるサービスもあるので(有料)長時間外で待つのは体力が…という方も安心だと思います。
今回は時期が9月で、まだ現地発着のオーロラツアーがほとんどなかったため、自力でオーロラが見られるスポット…ということで、今回のスカイホテルに滞在したのですが大正解でした!(現地発着のオーロラツアーで有名なモイモイ号は12月〜3月末の催行です。また、現地の祝祭日は催行していないのでご注意下さい。)
結局、1日目はオーロラを見ることは出来ませんでしたが、満点の星空が見られたので満足。
*余談*
〜ロヴァニエミのオーロラスポットについて〜
今回は行けませんでしたが、ロヴァニエミのオーロラスポットはスカイホテルの屋上以外にもう1カ所あるようです。
「ローソク橋の麓」
こちらは中心街に近いので、中心街のホテルに宿泊ならここでオーロラ鑑賞する人が多いんでしょうか?
オーロラの出現状況や、気候などロヴァニエミの状況がリアルタイムでわかるTwitterもしくはFacebookのアカウント「Hello Lapland」に大変お世話になったので、これから行かれる方はチェックしておくことをお勧めします。
行く予定のない方も、素敵なオーロラの写真が見られるのでフォロー価値ありです!
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翌日の天気予報は晴れ。
果たしてオーロラを見ることができたのでしょうか。
(ロヴァニエミ散策2日目に続く。)